プレイヤーが「指揮官」となり、人の心を宿した人型兵器「構造体」の小隊を率いて戦う3DアクションRPGです。舞台は厄災「パニシング」で文明がほぼ失われた近未来の地球で、宇宙へ逃れた人類が地球の奪還を目指しています。
日本では2020年12月にサービスが始まりました。日本版の運営は2024年7月にHK Hero EntertainmentからKURO TECHNOLOGY(HONG KONG)に移り、2024年5月に公式サイトでPC版、2026年2月にSteam版が公開されています。2026年9月には本編の新章「彼方からの応答」が実装されています。
戦闘
3Dのアクションバトルで、画面に並ぶ赤、黄、青のシグナルをタップして消すとスキルが出ます。一度に消す数が多いほど威力が上がるスキルが多く、通常攻撃とスキルを繋いでコンボを作ります。条件を満たすと「高速空間」に入り、スキル効果が強化されます。出撃する小隊は複数の構造体で組み、戦闘中に隊員を切り替えながら戦います。2026年9月のアップデートでは、隊員切替や高速空間への突入でバフを得る新型式「融合型」が追加されました。
タップでシグナルを消すだけでスキルが出るので、入力そのものは単純です。難しいのは、どの構造体をいつ切り替えるかという判断のほうです。攻撃型、装甲型、補助型、増幅型、融合型という型式の組み合わせを考えるのが好きな人には向いています。逆に、1人のキャラをそのまま動かし続けたいなら、切替を前提にした設計がわずらわしく感じられるかもしれません。
育成
構造体はレベル上げと昇進でステータスが伸び、武器と「意識」で強化します。同じ構造体を重ねて引くと、直接の重複にはならず「逆元欠片」に変わり、欠片でクラスを上げるとスキルが開放されます。クラスはSSS+まで上がりますが、そこまでに必要な欠片の総量は攻略サイトでも確認できませんでした。
合間には構造体の暮らす「宿舎」の内装を変えられ、構造体にプレゼントを贈ると絆のレベルが上がって特別な台詞が見られます。2026年9月のアップデートでは、宿舎を作れる場所が6か所ある「基地5」と、育成をまとめて行える「一括育成」機能が追加されました。
腕試しとしては、毎週選ばれるボスに挑む「幻痛の檻」があります。ボスごとに5段階の難易度が用意され、与えたダメージや残り時間、残った生命から出るスコアで他のプレイヤーと順位を競う仕組みです。攻略サイトによると、順位に応じた報酬で構造体の強化に使う逆元欠片が手に入ります。
重複が欠片に変わってクラスを上げる仕組みは、同じキャラを何度も引く動機になりやすく、1人を長く育てたい人向きです。一方でSSS+までの必要量が外から見えないため、どこまで育てれば十分かの見通しは立てにくい作りです。「幻痛の檻」のような腕試しの場があるので、育成の成果を定期的に確かめたい人にも向いています。
イベントとコラボ
およそ5〜6週間ごとのアップデートで、本編の新しい章や期間限定のイベントが追加されます。今回のバージョンでは、ボス挑戦の「テンペスタ」、隊員と補機を自動で戦わせる「回路演算」、ブロックを動かして消す「フワフワ」などが順番に開かれ、報酬で特別構造体開発券を集められます。
2026年9月29日からは『デート・ア・ライブ』とのコラボも始まり、コラボ専用のSクラス隊員「時崎狂三」とコラボシナリオ「オファニムの夢」が登場しました。コラボ隊員の開発室は本編の錬成開発とは別枠で、開発回数は引き継がれないと案内されています。
新章「彼方からの応答」は11月5日までのイベント期間中、前の章を進めていなくても挑戦できるとのことです。
新章と並行してイベントやコラボが積み重なるので、やることが絶えないタイプの運営です。コラボ目当てで始める人にも入りやすい一方、本編を腰を据えて進めたいなら、合間の消化物が多いと感じられるかもしれません。
ガチャと課金
攻略サイトの情報では、錬成開発でSクラスの構造体を引く場合、天井は60回です。公式の案内では、ピックアップ期間中にSクラスが出れば必ずピックアップ機体になり、すり抜けはありません。天井までの回数は次に開かれる同じ名前の開発室へ引き継がれます。1回の開発に特別構造体開発券250枚、10連ぶんで2,500枚が必要になるとのことです。
攻略ブログの積み上げ集計では、無課金でも30日に約30.7連ぶんがたまります。これは毎日の配布、週替わりの任務、現行バージョンのイベント報酬を合わせた数字で、イベント分を除いた常設の配布だけなら約19連です。約30.7連のペースなら、60連がたまるまで約2か月です。
黒パス月間カードA(800円)は、購入直後に400黒パス、以降30日間毎日100黒パスが届き、30日で3,400黒パス(約13.6回ぶん)です。無料でたまる分と合わせると30日に約44.3連になり、このペースなら60連に届くまで約1.4か月です。毎月1人を確実に取りたいなら、足りない分を買って月7,341円です。戦略マニュアル「暗号化情報」(800円)もありますが、もらえる黒パスの量は公式の告知に書かれておらず確認できませんでした。
なお、60回ぶんをすべて課金で引くと24,999円になります。計算の基準は648虹パス(15,800円)という最上位パッケージで、購入ごとの追加ボーナスはありません。
ゼンレスゾーンゼロとの違い
同じアクション枠では、ゼンレスゾーンゼロの天井が参考になります。ゼンレスゾーンゼロは最大90回でS級エージェントが出て、そのうち半分が今期の限定エージェントです。外れた場合は次のS級で確定するため、確実に手に入れるには最大180回かかります。天井額は42,772円です。パニシング:グレイレイヴンは60回でこの手の外れが無く、天井額も4割ほど安い24,999円です。
ゼンレスゾーンゼロは近未来都市、パニシング:グレイレイヴンはポストアポカリプスと、ジャンルも違います。プロキシとなって3人のエージェントを操るゼンレスゾーンゼロに比べ、こちらは小隊を切り替えながら戦う構造体の組み合わせが軸になります。
Sources
- KURO GAMES公式サイト『Ver.4.8 彼方からの応答』アップデート告知
- KURO GAMES公式『チャージシステム調整のお知らせ』
- GameWith『パニシング:グレイレイヴン』ガチャ解説
- Gamerch『パニシング:グレイレイヴン』ガチャ消費アイテム解説
- 個人ブログ『パニシング:グレイレイヴン』無課金の黒パス収支まとめ
- App Store『パニシング:グレイレイヴン』
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